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旧ブログ 2012.05.01

「今が住宅の買い時だと思う」が約半数

住宅金融支援機構(東京都文京区)は、2012年2月に実施した「民間住宅ローン利用者の実態調査」をまとめた。

 これは年3回、[1]民間住宅ローン利用者、[2]フラット35利用者、[3]民間住宅ローン利用予定者に分けて住宅ローンに対する考え方や利用状況について調査するもの。
 ここでは、今後5年以内の住宅取得にともない民間住宅ローンの利用を予定する[3]を対象にした結果を抜粋する。有効回答数は1046人。

 今が住宅取得のチャンス(買い時)だと思うかとの問いには、「そう思う」が46.5%と、前回調査(11年10月実施、42.1%)より増加に転じた。買い時だと思う理由は「住宅ローン金利が低水準だから」(82.5%)が最も多かった。また「税制のメリットが大きいから」(38.1%)は、前回調査より7ポイント上昇した。

 住宅取得時に特に重視するものについて、東日本大震災前と後で重視していた(いる)ものを分けて聞いた。震災前のトップ3は「価格・費用」(74.5%)、「間取り」(29.4%)、「住宅の広さ」(18.9%)だったが、震災後のトップ3は「価格・費用」(59.6%)、「耐震性能」(49.8%)、「立地」(24.1%)。「価格・費用」と答えた割合は震災前後とも最多ではあるが、震災後は大幅に減少している。

                                              新建ハウジング

 住宅取得時に特に重視するものについて、東日本大震災前と後で重視していたことで、「価格・費用」(74.5%)⇒(59.6%)と低くなっています。
 震災後は、「耐震性能」(49.8%)を重視する人の割合が多くなっています。