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住宅産業トピックス 2017.08.31

キッチンに「こだわりたい」約8割、「使い勝手」を重視-リンナイ調べ

 リンナイ(愛知県名古屋市)はこのほど、同社公式部品販売サイト「R.STYLE(リンナイスタイル)」会員で首都圏在住の1885名(自宅にキッチンがある人=1879名)を対象に「キッチンスペース」に関する意識調査を実施した。

 現在の自宅のキッチンスタイルについて聞いたところ、他のスペースから壁で仕切られた「独立型」が38.9%で最も多く、次いで、「オープン型」(30.5%)、「カウンター型」(26.5%)、「アイランド型」(1.6%)となった。

一方、理想のキッチンスタイルは、「カウンター型」(35.0%)、「アイランド型」(25.7%)と、対面式キッチンの人気が高いことが分かった。「カウンター型」、「オープン型」、「アイランド型」の3つのオープンキッチンは年代が若くなるにつれて人気が高くなった。

 現在のキッチンに満足しているかを聞いたところ、「そう思う」(12.8%)、「ややそう思う」(32.7%)の合計で半数に満たなかった。また、キッチンを他人に見せることができるかどうかについても、「そう思う」(13.7%)、「ややそう思う」(26.3%)で合計40%だった。さらに、自宅のキッチンを他人に見せたいと思う人は約1割だった。一方、他の家庭のキッチンを見たとき、目についてしまう箇所では、「間取り・広さ」が47%と最も多く、次いで「収納の仕方」(43.6%)、「整理具合/散らかり具合」(43.4%)が続いた。

 住宅を購入・リフォームする際にキッチンにこだわりたいかどうかを聞いたところ、「そう思う」(44.7%)、「ややそう思う」(35.9%)の合計で約8割の人がキッチンにこだわりたいと思っていることが分かった。

 重視したいことは、「使い勝手(便利な機能)」が87.4%と最も多く、次いで「お手入れ・掃除のしやすさ」(73.5%)、「収納性」(70.9%)が続いた。特に30代以下では、40代以上に比べて「デザイン性」や「家族の様子が見られる」ことを重視する人が多かった。

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