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住宅産業トピックス 2016.07.28

パナソニック、スマートHEMSの中核機器「AiSEG2」を発表

 パナソニック(大阪府門真市)エコソリューションズ社は、HEMSゲートウェイ(「AiSEG(アイセグ)」)と設備モニターを一体化したスマートHEMSの中核機器「AiSEG2(7型モニター機能付)」を12月21日に発売する。

 同製品は、HEMSのモニターを大幅に機能アップしたもの。設置場所をユーザーの利用環境に応じて変更できるようWi-Fi機能を搭載し、壁面にすっきりと設置できるデザインとした。また、AiSEG機能とHEMSモニターを一体化することによって、約40%のコストダウンを実現している。

 ZEH(ゼロ・エネルギー住宅)普及への対応では、太陽光発電システムやエネファームで発電した電気を自宅でどの程度使用したのかがひと目で分かる表示を採用。「計測データの簡易取り出し」、「データの長期保存」、「データの簡易加工」も可能となっている。

 さらに、温度情報やタイマー情報をもとに、エアコン・電動窓シャッターなどの機器を自動制御し、夏場の部屋の熱こもり対策や早朝など忙しい時の家事サポートを実現する。

 リフォーム市場においては、スマートフォンやパソコンなどの利用者が所有している端末機に対応できるよう、モニター機能を搭載しない「AiSEG2」も品揃えする。

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