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住宅産業トピックス 2017.03.07

マクドナルド×地域工務店 埼玉県川越市にコラボ展示場 相乗効果で集客

住宅展示場の企画・運営を行うエイトノットアンドカンパニー(東京都港区)は、埼玉県川越市にファーストフード大手のハンバーガーチェーンのマクドナルド(東京都)と敷地を共用で利用する住宅展示場を開設する。今年のゴールデンウィークにオープン予定。マクドナルドが住宅展示場とコラボするのは全国でも数少ないという。ファミリー層の集客力があるマクドナルドと同じく30代一次取得者層を狙う地域工務店とはターゲットが重なっており、集客面での相乗効果を狙う。展示場の名称は「川越ホームスミスショウ」。ホームスミス=住宅職人という意味が込められている。

 位置は埼玉県西部の川越市内。県道と国道254号バイパスが交差する好立地で、車でのアクセスもよく、バイパス沿道に大型複合商業施設もあり車通りも多い。現在、マクドナルドは建て替え中(3月中旬オープン予定)。新店舗は子供が遊べるスペース「プレイランド」が設置された2階建て134席(予定)のフラッグシップ店となる。

 若いファミリー層の来場を想定している。企画するエイトノットは住宅会社のセールスプロモーション事業も行っており、集客などのノウハウを強みとしているという。

 展示場部分は全7区画で約60坪タイプが3区画、約42坪タイプが4区画。ハウスメーカーや大規模ビルダーではなく、「ここでしか見られない地域の工務店の出店」を特徴の一つにしている。現在、埼玉県内の工務店5社の出店が決定している。

 開催期間は2026年6月までの約10年間で、延長の計画もある。出展料は期間を長く設定したことから「40坪タイプは通常の総合展示場に比べ、半分程度」に抑えた。

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