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住宅産業トピックス 2016.09.02

住宅あんしん保証、個人間売買瑕疵保険が中小事業者に使いやすく

 住宅あんしん保証(東京都中央区)は9月1日、既存住宅個人間売買瑕疵保険に「仲介事業者コース」を新設した。

 同保険は、既存住宅の売主が宅建業者ではない場合に利用するもの。
 これまでは、検査事業者が被保険者となり、検査を行ったうえで保険に加入、引渡し後に瑕疵がみつかった場合の修補費用をカバーする「検査事業者コース」の1択だった。

 一方、ここ数年の業界のうごきを眺めると、大手仲介事業者の多くが「自社保証」を開発。既存住宅の買主に対して、独自の仲介サービス+保証をワンストップで提供することで安心感や便利さをアピールし差別化につなげる会社が増えている。

 こうした流れを受けて同社は、中小の仲介事業者でも自社保証を提供できるしくみとして今回の「仲介事業者コース」を開発した。購入前に保険法人である同社が検査を実施することで既存住宅特有の瑕疵に対する不安を解消するとともに、保険により中小事業者の知名度・信頼度の不足を補えるとする。
 保険期間は1・2・5年、保険金額は200・500・1000万円から選ぶことができる。

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