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住宅産業トピックス 2015.12.22

国交省、不動産取引の適正化へ新制度を導入

 国土交通省は12月22日、不動産流通の活性化と消費者利益の保護・増進を図るため、来年1月から「レインズ」(REINS、不動産流通標準情報システム)において売却依頼主専用確認画面の提供と取引状況の登録制度の導入を開始すると発表した。

 売却依頼主から媒介依頼を受けた宅地建物取引業者が物件をレインズに登録する際に、取引状況について、「公開中」、「書面による購入申込みあり」、「売主都合で一時紹介停止中」の3種類を登録する。これによって、レインズを利用する他の宅地建物取引業者が取引状況を確認できるようになる。売却依頼主は売却依頼主専用確認画面で媒介を依頼した物件のレインズへの登録内容や取引状況の確認ができるようになる。

 登録制度などの導入日は、東日本、中部圏が2016年1月4日、西日本が1月5日、近畿圏が1月6日。対象は来年1月以降にレインズに登録された専任媒介契約または専属専任媒介契約の物件。

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