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旧ブログ 2012.09.11

国交省・中古住宅の情報一元化、レインズ拡充中心に消費者へ情報提供

 国土交通省は8月28日、「不動産流通市場における情報整備のあり方研究会」を開き、中間とりまとめ案を議論した。

 中間とりまとめでは、中古住宅流通を促進するため、レインズ(指定流通機構)の充実と、住宅履歴情報などを一元的に提供する情報システム整備の方向性を示した。物件の検索・紹介段階における情報提供はレインズが主に担うとし、消費者向けの情報項目の充実に加え、住宅履歴情報や耐震診断の有無などの情報も提供できるようにし、業者を通じた消費者への情報提供を行う。

 同省では、7日に公表する2013年度予算概算要求に情報システム整備に向けた専門的な調査・研究を行う費用を盛り込む予定で、15年度以降にシステムの稼働を目指す。

                                          住宅産業新聞社

 住宅性能表示制度やいえかるての普及は、中古住宅流通とは切り離すことができない大きな課題です。

 住宅性能表示を取得し、いえかるてで設計図書と修繕履歴が明確な住宅と、図面がなくいつ修繕したかもわからない住宅では、中古住宅を売買するときの価値に大きな差が出てくるようなシステムになるともっと活性化するのではないでしょうか。