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旧ブログ 2017.06.06

国際連合大学

 建築士法の規定により、建築士事務所に属する建築士は、3年ごとの建築士定期講習が義務付けられています。

と言うことで、会場は国際連合大学ウ・タント会議場。

国連のルールにのっとり運営されているそうで、会場内での飲食は禁止で飲み物は水のみ!

とは言え、椅子や机はゆったりしていて、長時間の講習でも疲れにくく感じました。

民間の会議室は、結構キュウキュウで、エコノミークラス症候群になりそうですよね。

国際連合大学本部施設として出来たこの建築は、巨匠・丹下健三氏の設計で、鉄骨鉄筋コンクリート造、地下1階・地上高層棟14階/低層棟4階、延べ床面積約21.300㎡、総工事費約118億円の巨大プロジェクトで1992年に竣工しました。


構造体のフレーム構成を明確に表現した「国際連合大学本部施設」は青山通りに建つ建築群とはまったく異なるどちらかと言えば異質な存在感です。なんとなく雰囲気は、1990年竣工の東京都庁や1994年竣工の新宿パークタワービルにも似ていますね。