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住宅産業トピックス 2012.11.14

12年4〜9月のリフォーム市場規模、好調な伸び

   矢野経済研究所(東京都中野区)は11月13日、2012年第2四半期(4〜6月)と第3四半期(7〜9月)に実施した住宅リフォーム市場の短期トレンド調査の結果を発表した。

 

 それによると、第2四半期の住宅リフォーム市場規模は1兆7335億円(速報値、前年同期比17.9%増)で、2007年以降で最も大きく、震災後の11年第3四半期に匹敵する規模になったとした。第3四半期は1兆6244億円(同、7.1%減)と推計。前年同期は震災で手控えられていたリフォーム需要が一気に顕在化していた時期であったため、マイナスはある意味当然の結果だと分析した。7月上旬には住宅エコポイントが予算額に到達。前月までに駆け込み需要があったぶん、夏場は反動減ともとれるトレンドになったとした。ただし07年〜10年の同期と比べると好調に推移している。

 

 これらの結果から、12年の住宅リフォーム市場規模は6~6.2兆円と予測する。
※この調査における住宅リフォーム市場とは、「10m超の増改築工事」「10m以下の増改築工事」「設備修繕・維持関連」「家具・インテリア等」の4分野を指す。

 

 

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