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本当に選ばれているバス・キッチンTOP3 決め手はバランスの良さ

発行日:2026.04.09

本当に選ばれているバス・キッチンTOP3 決め手はバランスの良さ

「住宅設備等の流通に携わる立場だからこそ見える視点をお届けしたい」そんな想いから生まれた出荷実績ランキングです。

2025年1年間の当社出荷量を集計し、出荷シェアの高かった設備のうち、上位3シリーズをランキング。出荷シェアはもちろん、設備の特徴や価格帯を比較しながら、傾向を探りました。

今お施主様に本当に選ばれているシステムバスとシステムキッチンはどんなものなのか―。

お施主様のニーズ把握やご提案のヒントとして、ぜひご活用ください。

2025年出荷シェアランキング

本当に選ばれているバス・キッチンTOP3 決め手はバランスの良さ

【ランキング対象範囲】 対象期間:2025年1月1日~12月31日 対象エリア:埼玉県内(埼玉県近郊を含む)の現場への出荷分 対象物件:新築およびリフォーム 対象商品:システムバス・システムキッチン(戸建住宅向け)集計方法:出荷数ベース
【ランキンググレード】 今回ランキングに表記したグレードは、弊社で右記のように定義し、コメントさせていただいております。機能面重視…上位価格帯 コストパフォーマンス(価格と機能のバランス)重視…中価格帯 コスト重視…普及価格帯

1.2025年出荷シェアランキング ― システムバス編 ― 
“掃除しやすさ×機能×価格”のバランスが決め手

第1位 TOTOサザナ

第1位 TOTOサザナ 中価格帯

くつろぎと清掃性を両立

“想像以上の気持ちよさ”を追及。リラックス姿勢へ自然と導くゆるリラ浴槽や清掃性の高い機能を備えています。

第2位 LIXIL リデア

第2位 LIXIL リデア 中価格帯

第3位 タカラスタンダード

第3位 タカラスタンダード 中価格帯

出荷シェア率の棒グラフ。TOTO「サザナ」35%、LIXIL「リデア」32%、タカラスタンダード「グランスパ」6%と示されている。

コスパ重視が鮮明!

中価格帯が上位3シリーズを独占する結果となりました。

中価格帯は、必要十分な機能を備えたコストパフォーマンスの高いグレードです。物価高が続く中、高級志向ではなく、機能と価格のバランスを重視する傾向がうかがえます。

“お手入れしやすさ”がカギ

床や壁の清掃性にこだわったシリーズがランクイン。設備選びの際に、“毎日の手間を減らす”ことに意識が向いていることがうかがえます。

僅差の2つはキレイを保てる床が人気!

■1位 サザナ

冬場の冷たさをやわらげるだけでなく、汚れやカビの発生も抑制するほっカラリ床が標準装備です。

■2位 リデア

柔特殊加工されたキレイサーモフロアは汚れがつきにくく、スポンジが溝の奥まで届きキレイを保てる人気のある機能です。

根強い人気!

■3位 グランスパ

ホーロークリーン浴室パネル
ガラス質の表面が汚れを染み込ませず落としやすくしてくれます。

2.2025年出荷シェアランキング ― システムキッチン編 ― 
“デザイン×価格”のバランスが決め手

第1位 LIXIL シエラS

第1位 LIXIL シエラS 中価格帯

シンプルなデザインと機能

どんなインテリアにもなじむシンプルデザインが魅力。必要十分な機能を備え、価格とのバランスの良さを感じます。

第2位 クリナップ ステディア

第2位 クリナップ ステディア 上位~中価格帯

第3位 クリナップ ラクエラ

第3位 クリナップ ラクエラ 普及価格帯

出荷シェア率の棒グラフ。LIXIL「シエラS」29%、クリナップ「ステディア」10%、クリナップ「ラクエラ」9%と示されている。

シエラSが大差で1位

2位に大きく差をつけたのは、価格と機能のバランスに優れているLIXILのシエラS

新築・リフォーム問わず、手頃でも見た目が良いものを採用したいという、“コスパ重視”のキッチンが選ばれていることが見て取れます。

キッチンはデザイン性も重視

ランクインしたキッチンは、いずれもデザイン性に定評のあるシリーズ。リビングとトータルコーディネートできるよう工夫されてもいます。

それぞれの強みを示す図。シエラSは「飾らないシンプルデザイン」、ステディアは「耐久性×清掃性」、ラクエラは「家具のような佇まい」と記載されている。

キッチンには“耐久性”というニーズも

僅差ではありますが、普及価格帯のラクエラよりも、中価格帯〜上位価格帯のステディアがランクインしました。

ステンレスキャビネットを採用し、耐久性と清掃性の高さで人気のシリーズ。ランキングの中で唯一中〜上位価格帯の商品であり、「長く使えるキッチンを選びたい」という層に支持されたと考えられます。

3.ランキングから見えるお施主様が設備を選ぶポイントは?

ポイント1 “お手入れしやすい”が重要キーワード

バス・キッチン共に、清掃性の高さを強く打ち出した設備がランクイン。

総務省統計局の労働力調査では、共働き世帯、特に夫婦共にフルタイム勤務世帯の増加幅が広いことがわかっており、時短ニーズが需要を伸ばしていると推測されます。

ポイント2 物価高だからこそ安心ブランドを

物価高が続く中、システムバスは上位2シリーズに支持が集中する結果となりました。

必要十分な機能と価格のバランスに優れた商品が選ばれていることに加え、「ほっカラリ床」などお施主様の知名度の高い機能を備えているシリーズでもあります。

メーカーやブランドに対する安心感も後押ししていることがうかがえます。

ポイント3 バスには清掃性、キッチンにはこだわりを

「鏡は掃除が大変なので不要」「棚は不要」など、浴室には掃除がしやすいものを求めるケースが増えていると工務店様を通じて耳にしています。

また、バスで節約した分をキッチンのこだわりに反映するケースもみられています。

限られた予算の中で、いかにお施主様のご希望を反映して提案できるかということが、引き続き重要なポイントと言えそうです。

※出典:TOTO株式会社HP/株式会社LIXIL HP/タカラスタンダード株式会社HP/クリナップ株式会社HP

編集後記

物価高が続く中、「清掃性×価格×デザイン」のバランスの良いシステムバスとシステムキッチンが上位にランクインする結果となりました。価格は抑えつつ、 いかにお施主様のご要望を取り入れるかということが大切になってきそうです。

「他の設備はどんな傾向にあるの?」など、お施主様動向はもちろん、その他の設備のことでもお気軽にご相談ください。