桝徳が考える「通気断熱WB工法」オススメポイント３選！
2025.11.26その他
こんにちは！地域の笑顔のために進み続ける、住宅資材・建材流通会社の桝徳です。
桝徳は、通気断熱WB工法（以後WB工法）の代理店として、専用部材の販売や普及活動もさせていただいております。
弊社のビジョン「今も未来も、笑顔になる暮らしを実現します」は、「今だけが良いのではなく、未来を担う子どもたちの代も笑顔になる暮らしを実現したい」という想いを込めています。WB工法の家も、「今も未来も、笑顔になる暮らしを実現できる家づくりの一つになる」と考えていることから、今回のブログでは、桝徳が考えるWB工法のオススメポイントなどをご紹介させていただきます。
埼玉の工務店様にとって、WB工法が住まいをご提案する際の選択肢の一つになれたらと桝徳は考えておりますので、ぜひ最後までお読みいただけましたら幸いです。
■WB工法とは
1997年に長野県にある株式会社ウッドビルドの寺島今朝成氏（当時社長）が考案した、自然素材の透湿透過機能と、形状記憶合金による通気コントロールを組み合わせた工法です。
外壁と断熱材の間、内壁と断熱材の間にそれぞれ通気層を設け、通気口から外気を、昔の土壁のような透湿性のある壁から室内の空気を取り込み、壁内の通気層を通して屋根に設置している通気口へと排出していきます。
壁内に空気の流れができるため、高気密高断熱住宅で問題視される内部結露の防止にも有効な工法です。
WB HOUSEは、ダブルブレス(WB) 2つの呼吸を持つ工法によって建てられた住宅です。
1つ目は、床下から壁を通リ小屋裏につながる通気層の制御です。形状記憶合金を用いた自肋開閉装置が気温に応じて開け閉めを行い、夏は遮熱、冬は保温の効果を発揮します。
2つ目は、壁の呼吸です。内壁にビニールクロスを使用しません。四季を通じて湿気を放出する壁体によって、カビ・化学物質・生活臭などを寄せつけず、室内の環境をクリーンに保ちます。
■桝徳が考える「WB工法」オススメPoint３
その① 家が呼吸し、空気がこもらない家であること。
夏に通気口から入った外気は、涼しい床下の空気と混ざり、上昇気流によって屋根の上の通気口まで昇って外へ排出されます。壁の中を空気が流れることで、焼けこみの熱を緩和するなど外気の影響を受けにくくなります。
一方、冬は冷気を遮断し、壁の中に空気層を作るため、断熱性がアップ。１年を通して室内は快適空間に。家の中のにおいの軽減にも貢献し、「空気がきれいと感じる」とのお声をいただくこともあります。
その② 家の長寿命化に貢献できる工法であること。
壁の中を空気が流れ、熱と一緒に湿気も外へ排出されることで、湿気による腐敗やシロアリリスクを低減。また結露防止も期待できるので、躯体への負担を減らした長持ちする家となります。
その③ 機械に頼らない換気であること。
温度によって形が変わる形状記憶合金の通風口が自動開閉することで、機械に頼らず自然な空気の流れで換気をすることができます。機械換気と異なり、災害時や停電時においても空気の流れは止まりません。換気における光熱費のランニングコストが抑えられるというメリットもございます。
■WB工法と一般的な高気密高断熱住宅の比較
WB工法と一般的な高気密高断熱住宅とで、項目ごとの比較表を作成しました。（桝徳調べ）
どちらが良い・悪いということでもなく、それぞれに特徴がございます。
WB工法にも、構造材へスリットを入れる必要がある、WB工法会員費用がかかる、専用部材等の使用の必要があるなど、WB工法を採用する上での条件はあるのですが、お施主様の「良い家に住みたい」という考えの中に、WB工法の特徴と重なる部分がありましたら、ぜひお気軽に桝徳の営業担当までお問い合わせ頂ければ幸いです。
■まとめ
お施主様が健康で安心して暮らせる住まいを提供することを目的に開発された「通気断熱WB工法」。(株)ウッドビルドのデータによると、WB工法の家は着実に累計着工戸数が増えており、また、現在全国で約750社の優良工務店さまがWB HOUSEを採用されていることから、認知と受注が広がりつつあると桝徳は感じています。
WB工法の家づくりをされる工務店様同士の情報共有や、営業支援などが充実しているという点も心強いですね。
WB工法については、桝徳が毎月発行している広報誌「STAFF」３月号でも特集しました。WB工法での家づくりに情熱を注いでいらっしゃる工務店様インタビューもご覧いただけますので、ぜひ併せてお読みください！
WB工法について、またその他建材、住宅設備、材木等のお問い合わせは、お気軽に桝徳までご連絡ください。
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