1.住宅・建築業界の課題
「建築廃材の適正処理」

　現場で出た廃棄のサイディングは全て「管理型がれき類（外壁材）」に分類され、産業廃棄物としての処理が義務です。この産業廃棄物を処分する最終処分場（ごみ埋立地など）の残余年数は、あと20年ほど。

　リサイクルはもちろんのこと、現場において廃棄物をできる限り減らす取り組みも大事であると考えます。

2.新築住宅から排出される
廃棄物の現状

　下記のグラフをご覧ください。年間約4億トンにも上る産業廃棄物のうち、新築戸建住宅から発生する廃棄物は、年間約236万トンになります。サイディングはこのうちの建設混合廃棄物に分類されます。

　新築戸建て住宅から発生する建設廃棄物の処理事業の市場は、住宅着工統計、建設副産物実態調査、廃棄物処理に関する価格情報をもとに、1,000億円以上にもなると推定されています。

　新築住宅から排出される廃棄物を減らすことが急務とも言えますね。

3.ケイミュー（株）の
「スマートサイズ」で解決

　これらの課題や廃棄物の現状を踏まえ、桝徳がオススメするのは、ケイミュー（株）のサイディング「スマートサイズ」です。

　日本の住宅の多くは尺モジュールを基本としており、現場で9尺にカットして、残りは廃材というケースがよく見受けられます。しかし、スマートサイズ品を使用すると、カット後の廃材が少なくなり、廃材量削減とともに環境保全にも貢献できます。

　工程上、ケイミュー独自の工法でしか作れません！

　この「スマートサイズ」を使いモデル住宅で検証した結果、標準サイズ品と比べて、なんと約62%も削減できました。本号をお読みの工務店様にも、ぜひ使用をご検討頂きたいと思います。

※物件形状やモジュール等によって、削減量は異なります。

4.「スマートサイズ」で
コストと廃材量が大幅削減！

　廃材量が多ければ多いほど、処理費もかかります。10尺品と比較し、スマートサイズ品の廃材量は約46%削減、廃材処理費は約73%も削減できることが分かっています。
　環境への負荷だけではなく、コストも削減できて一石二鳥ですね。

※処理費は、依頼業者、処理業者の廃材量計算方法などにより、廃材削減量がそのまま廃材処理金額に反映されない可能性もあるためご注意ください。