1. TOP
  2. web版STAFF
  3. 選ばれる工務店の“世界観”のあるSNS発信方法とは?

選ばれる工務店の“世界観”のあるSNS発信方法とは?

発行日:2026.05.13

選ばれる工務店の“世界観”のあるSNS発信方法とは?

人口減少や建築費の高騰など、住宅を取り巻く環境は大きな転換期を迎えています。家を建てて売るだけでは選ばれにくい時代。機能だけでなく、「なぜその家を建てるのか」という“自社らしさ=世界観”が問われています。

今回は、「こちらで家を建てたい」とお施主様に選ばれるためのSNS発信のヒントをご紹介します。AIを活用することで、投稿にかかる時間や人手不足を補い、効率よく情報を届けることができます。

AI×SNSで変わる!

選ばれる工務店の“世界観”のあるSNS発信方法とは?

1.世界観と顧客体験で選ばれる工務店に

住宅需要が減る一方で、建築費の高騰が続いています。利益率を下げずに、いかにお施主様に選ばれるか――これは多くの工務店様が向き合っているテーマではないでしょうか。

こうした状況に「選ばれる工務店」になるために重要なのは、「世界観」と「顧客体験」です。

世界観で自社らしさを武器に変える

世界観とは、「この工務店らしさ」を一言で伝える空気感や価値観のことで、デザインの方向性や使う素材へのこだわり、家づくりに対する姿勢、スタッフの人柄や会社の雰囲気などが挙げられます。こうした世界観が伝わると、「なんとなく好き」「ここにお願いしたい」といった感情が生まれやすくなります。

「世界観」で選ばれると、何がかわる?というタイトルで、価格や性能の比較・検討ではなく「感情・共感」で選ばれるようになり、他社との比較検討が減ることを説明する図解。【自社らしさ】を構成する「素材」「デザイン」「家づくりの姿勢」「施工事例」などを、写真の色味や構成などを統一して発信することで「世界観」が伝わりやすくなることを、木材、住宅、タブレットを持つ作業員、施工事例のスマートフォン画面、スマートフォンを見る女性のイラストとともに紹介している。

顧客体験で信頼と紹介を生む

世界観が「この会社いいな」という、お客様の感情を動かす一方で、実際に成約や紹介を生むために必要なのは、工務店様の丁寧な対応やスムーズな打合せです。こうしたお客様との接点=顧客体験の積み重ねにより、信頼関係が構築され、成約や紹介へと繋がることになります。

「顧客体験が信頼と紹介を生む」というテーマの図解。①顧客体験で信頼を築く として、SNSでの出会いを起点とし、問い合わせ、打合せ、施工中、引き渡し後までの流れを、スマートフォン、オンライン面談、チェックシート、ヘルメット、住宅のイラストで示し、「SNSでの出会いから、引渡し後のフォローまで、全ての接点で丁寧でスムーズな対応」と説明している。②「またお願いしたい」という紹介の連鎖に として、満足した顧客同士が会話している様子やスマートフォンのSNSシェアアイコンのイラストを用い、「よい顧客体験は、クレームを減らし、紹介やSNSでの自発的な宣伝を促進します。」と紹介している。

2.一貫性のあるSNS発信が選ばれるカギ

こうした顧客体験は、まだ会ったことのないお施主様がSNSを見るところから始まります。SNSで自社を知っていただき、実際にお会いして、SNSで得たイメージと相違ない家づくりの姿勢や対応を体験する。そうすることで、「いいね」から始まった出会いが、「ぜひお願いしたい」という信頼関係へと変わっていくのです。

次章では、自社のHPをもとに、SNS記事の作成ルールからInstagramのリール作成までを10分でできる方法をご紹介します。

3.AIで時短!3STEPで世界観のある記事を作る

「時間がない…」「写真が苦手…」といった、SNS運用でよくあるお悩み。AIを活用することで、ぐっと楽に、伝わる投稿記事が作りやすくなります。3ステップにまとめましたので、ぜひ試してみてください。

STEP1 自社の世界観をルール化(約2分)

自社らしい(世界観)って何だろう…… 自然素材を使う、丁寧に対応する、他には…?

そんなときはAIを活用してみてください。「自社らしさ=世界観」を言語化し、記事作成ルールにまで落とし込んでくれます。

こう聞いてみよう Question①

https://www.(自社HPのURL) のブランドの世界観をつくりたいです。SNS用のブランドトーンを作成してください。

AIに入力すると‥‥
SNSなどで一貫して用いる言葉遣いや雰囲気、フォントやカラーなどをルール化し、生成してくれます。

おすすめのAI

幅広く活用できる会話型の生成AI

Googleサービスと連携。事務作業効率化にも

長文読解能力と創造性の高い文章力に定評

STEP2 写真を加工・調整する(約3分)

写真は、SNS投稿の印象を大きく左右します。自社の世界観に合わせて色味や明るさを整えると、発信に統一感が生まれます。

画像を添付+こう聞いてみよう Question②

ブランドトーンガイドをもとに、添付画像を修正してください。
【使用目的】
・Instagramのフィード(掲載するSNSの種類を記載)
・新築完成案内(簡単な記事内容)

世界観とSNSの書式に合わせて写真を自動で調整&生成します

調整内容: 正方形トリミング(1:1、ダイニング中心)/コントラスト・明度アップ — 白飛びを抑制/
彩度・温度感強化 — 木材の温もりを引き出す/1080×1080px にアップスケール
「画像生成ならGeminiに 複雑な加工も生成できます」と紹介する図解。左側の黄色い矢印型のエリアに「画像生成ならGeminiに 複雑な加工も生成できます」と記載。右側には人通りの多い渋谷のスクランブル交差点の写真と、「人物を削除して!」という吹き出し付きの加工指示、その結果として人物が消えた無人状態の交差点写真を並べ、AIによる画像加工の例を示している。

STEP3 キャプションを自動生成(約5分)

こう聞いてみよう Question③

ブランドトーン・添付画像・下記の文章をもとに、Instagramのキャプションを作成してください。
【記事内容】新築物件が完成しました。黒と木のコントラストが印象的な凛とした佇まいの家です。

STEP1~3の生成結果を投稿すれば、わずか10分で1記事作成!

【作成例】claudeでQuestion①~③を入れたものをそのまま入稿。

▶Point 生成結果は確認・修正する

生成AIは出来上りの良し悪しを判断したり、責任をとることはできません。各ステップの生成結果は、仕上がりイメージとして参考にとどめ、自社らしく修正をしていくことで、より良い投稿記事に仕上がります。

会社の信頼性を守るAI活用ルール

  • AI生成画像と明記する
  • 実物との差異が大きい加工はNG
  • 最終チェックは必ず人が行う

※生成結果はAI使用者の使用状況によって異なります。

4.AIでご提案・設計プロセスも変わる! パースから始めるお施主様へのご提案

ヒアリングした内容を、すぐにパースにしてお施主様に見せられたら――。
きっと、コミュニケーションが円滑になり、スムーズな成約につながりやすくなりますよね。AI×BIMでそんなご提案プロセスが可能です。

AI×BIMでご提案プロセスが変わる!

【通常】と【AI×BIM】の住宅提案プロセスを比較した図解。【通常】では、①ヒアリング:過去の事例をもとに口頭で説明、②社内MTG:①のヒアリング情報、スケッチ、ラフモデルをもとに検討、③お施主様にご提案:パースを作成しご提案、という流れを、打合せや会議、住宅パースのイラストとともに紹介し、提案までに「数日」かかることを示している。一方【AI×BIM】では、ヒアリング内容をもとにパースをその場で生成し、営業・デザイナー・設計などを同じワークスペースで共有・検討、さらに複数のパターンを生成しご提案できる流れを、住宅イメージを共有する打合せやノートPC画面、複数の住宅パース画像で説明し、提案までが「数分」で行えることを示している。

AIでBIMデータ作成も変わる

コストのかかるBIMデータの作成。建築・空間デザインに特化したAIモデルを使用すれば、パースから仕様・建材を特定し、BIMに連携。設計変更の手戻りが減るなどの負担軽減が期待できます。

【完成イメージからプロセスを逆算】というテーマで、建築設計における「Blueprint」の流れを逆算型で説明した図解。左側には上から下へ細くなる漏斗状の図形と、中央に「Blueprint」と書かれた青い下向き矢印を配置。右側には「パース(理想像)」から始まり、「空間要素の分解」→「仕様・建材特定」→「図面生成」→「BIM連携」へと進むプロセスを青い文字と下向き矢印で示している。下部には「※(株) SAMURAI ARCHITECTS 資料より」と記載されている。

今回の特集は、さいたま家づくりネットワークの定例会で実施し、ご好評いただいたセミナーをもとに構成しています。

【セミナー登壇者】

企業のブランディングから人事業務まで幅広くサポート

建築特化型画像生成AIサービス「Rendery」を筆頭に、建築業界の課題をテクノロジーで解決

世界観のあるSNS発信方法や、建築・空間デザインに特化したAIをご検討の際はお気軽にご連絡ください。

今号の担当スタッフ

矢野

矢野 聖斗

SNSで自社のことを知ったというお施主様が増えてきていますよね。見えないお施主様に自社のことをどのように知ってほしいでしょうか?一緒に考えさせてください!