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2027年省エネ基準で変わる! これからのエアコンのご提案

発行日:2026.07.02

2027年省エネ基準で変わる! これからのエアコンのご提案

2027年4月からエアコンの省エネ基準が変わります。基準を満たす高性能なエアコンが主流になると言われていることで、負担が増えると心配されるお施主様もいらっしゃるのではないでしょうか。

販売価格はエアコン選びの大きな基準ですが、性能による光熱費の違いに注目することで、お施主様にあったエアコンをご提案することができます。さらに、窓リフォームなどの家の断熱も合わせて提案することで、より快適な空間づくりができ、また他社や量販店との差別化にも繋がります。

快適性をトータルで考える

2027年省エネ基準で変わる!
これからのエアコンのご提案

基準未満のモデルは減少 高性能なエアコンが主流に

2027年4月から、家庭用エアコンの省エネ基準が見直される予定です。これにより、基準を満たしていないエアコンは生産や出荷が順次終了し、より少ないエネルギーで効率よく冷暖房できる、高効率モデルが主流になるとみられています。

低価格のエアコンが少なくなることで、価格を重視されるお施主様の中には、負担を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

これからのエアコン選びはトータルコストに注目

エアコンは販売価格で比較されることが多い一方で、近年は光熱費を含めた「トータルコスト」で選ぶ考え方も広がっています。特にリビングなど長時間使用する部屋では、省エネ性能による差が現れます。2027年度基準のエアコンを使用した場合、 畳向けでは、平均使用年数の14年間で、約18万円光熱費が安くなるとする試算もあります。

(詳細は図 参照:経済産業省 資源エネルギー庁HP)

【2027年度基準を満たすエアコンの光熱費削減効果(累計)】

・電気量単価については、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が公表する電力取引報結果に基づき、令和5年4月~令和7年12月までのデータに基づき、各月の税込・賦課金込み単価(円/kWh)に対して、全国の低圧電灯販売電力量(MWh)を重みとして加重平均値を算出し、31.75円/kWhと設定。
・JISに基づく消費電力量を用いた数値です。実際には、各ご家庭の環境、使用される条件等により異なる場合があります。

購入時の販売価格が高くても、使用中の光熱費を抑えることで、トータルコストが安価なエアコンと大きく変わらない、ということも出てきます。

早めのご提案が信頼に

2027年4月の基準切り替えに向けて、旧基準モデルへの駆け込み需要が予測されています。時期によっては、希望する価格帯や機種を選びにくくなるケースも考えられるため、事前にお施主様へご提案しておくことで、信頼につながることもあります。

既存モデルのうち、2027年4月以降も継続してご提案できるエアコンは、「グリーンマーク」の有無で判断できます。中段では、2027年4月以降もご提案可能なエアコンをご紹介しています。来年度以降も提案できるエアコンを探す際などに、ぜひご活用ください。

【省エネ性マーク】

※「省エネ型製品情報サイト」(経済産業省 資源エネルギー庁)を加工して作成

2027年度以降も提案できるおすすめのエアコン

ダイキン工業㈱

▶ZEHにおすすめGXシリーズ

徹底した品質管理で信頼性の高いダイキン工業のGXシリーズ。冷房定格エネルギー消費効率の区分「い」を達成しています。

自動フィルター掃除機能でキレイ

運転終了後に、フィルターのホコリを自動でブラッシング。フィルターの目詰まりを抑え、お掃除の手間を軽減します。

スマホやスマートスピーカーで室外から操作!

スマホアプリと連携することで、家の中はもちろん、外出先からでも操作が可能です。さらに、自宅付近に近づくと、自動で運転を開始させることもできます。

■3シリーズが2027年基準にリニューアル予定!

2.2~2.8㎾において、室内機高さ250㎜のコンパクト設計に刷新されます。

  • GXシリーズ→GPシリーズに(2027年2月発売)
  • CXシリーズ→CBシリーズ(2027年1月発売)
  • Eシリーズ→Bシリーズ(2027年1月発売)

三菱電機㈱

▶省エネNo.1のFZシリーズ

温度を感知する「ムーブアイmirA.I.+」とバイタルを計測する「エモコテック」。心と体、2つのセンサーで室内を快適な環境に保ちます。

▶6畳~12畳にも対応Zシリーズ

6畳程度の部屋に適したモデルもあり、寝室や賃貸にもおすすめのZシリーズ。
最高約60℃の温風吹出しができる機種もあり、夏だけでなく冬にも快適なシリーズです。

▶スタンダードモデルのJXVシリーズ

ムーブアイや消し忘れオートOFF機能など、暮らしに嬉しい機能が揃ったシリーズ。2027年基準のスタンダードモデルをお探しの方におすすめです。

㈱コロナ

▶中までキレイなSPシリーズ

汚れが気になるエアコン内部を、キレイに保つ機能が充実しているシリーズです。

よごれま扇

送風ファンと送風路を同時にお掃除。気になる内部を自動にキレイにします。

アクアドロップ洗浄

最大約3Lの結露水で熱交換器を洗浄します。

▶フィルター自動お掃除のSVシリーズ

フィルターの自動掃除機能や、ワンタッチダストボックスなど、キレイを保ちお手入れが簡単になる機能を搭載。
さらに、抗菌・除菌・脱臭フィルターは10年間交換不要で、メンテナンスの負担も軽減します。

パナソニック㈱

▶2025年省エネ大賞受賞HXシリーズ

独自のコンプレッサーで、長時間運転しても、消費電力を抑えながら室内の快適さを保ちます。また、ECONAVIがワンボタンで自動でコントロールします。

▶加湿換気もできるLVシリーズ

冷暖房中にも同時に加湿換気ができるシリーズ。
気中の湿度を取り込んで加湿するため、給水する必要がありません。

※以下はオレンジマーク(2027年基準対象外)となります。
CS-406DHX-W CS-806DHX2-W CS-906DHX2-W

▶室内機コンパクトモデルCシリーズ

省エネ性能はそのままに、ノイズレスなスリム設計の室内機。6~10畳に適した展開となっており、寝室や賃貸の方にも取り入れやすいシリーズです。

※画像出典:ダイキン工業㈱HP、三菱電機㈱HP、㈱コロナHP、パナソニック㈱HP
※QRコードは、各社最新エアコンカタログに遷移します(2026年6月10日時点)

空調×窓・断熱リフォーム トータルコーディネートで他社と差がつく提案力に

2027年省エネ基準の見直しによって、高性能エアコンへの関心がさらに高まりそうです。一方で、エアコンの性能だけを上げても、窓から熱が出入りしやすい住まいでは、その効果を十分に活かしきれないケースもあります。

そこで今、注目したいのが「高性能エアコン」と「窓断熱リフォーム」を組み合わせたトータルコーディネート提案です。

例えば…

2027年基準のエアコンで効率よく冷暖房を行いながら、窓断熱によって外気温の影響を抑えることで、省エネ性と快適性の両立につながります。

また、「2027年基準のエアコンで効率よく空調し、かつ窓を高性能にして外気温の影響を減らす」というパッケージ化の提案は、お施主様にとって納得感が高いストーリーでもあります。

さらに…

現在は、国の「先進的窓リノベ2026事業」と、埼玉県の「窓断熱リフォーム支援事業」を活用できる可能性もあり、性能向上を図りながら費用負担を抑えやすいタイミングでもあります。

エアコン+窓リフォームの提案で差別化を

ただエアコンを交換するのではなく、「住まい全体の快適性まで見据えて提案する」ことで、より快適な住まい作りに繋がります。

また、工務店様ならではの強みを活かした提案であり、お施主様からの信頼獲得や他社の提案との差別化につながると考えています。

エアコンや窓断熱、補助金の事など、気になることがありましたら、桝徳までお気軽にお問合せください。

今月の木になる通信

11月3日は“合板の日”その理由を知っていますか?

私たちの身のまわりには、想像以上に多くの合板(ベニヤ板)が使われています。家具やフローリングといった目に触れる部分だけでなく、建物の壁や床の下地など、普段は見えない構造にも欠かせない素材です。

この合板の歴史は古く、紀元前の古代エジプト遺跡から木板を接着剤で張り合わせた合板製品が発掘されています。日本で合板が本格的に製造されるようになったのは明治40年11月3日、名古屋の浅野吉次郎により製法を機械化したことから始まります。そのため、11月3日は「合板の日」として制定されました。(濵 拓也)