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Wood FirstとSDGs
ものつくり大学×桝徳コラボプロジェクト

発行日:2020.06.01

Wood FirstとSDGs<br>ものつくり大学×桝徳コラボプロジェクト

ものつくり大学 建設学科 戸田研究室の学生さん(左前、右前)、技能工芸学部建設学科 戸田准教授(左上)、桝徳スタッフ澤木(右上)
ポーズは「L-innovation Project」の「L」を表しています。

桝徳は埼玉県産木材をおすすめしております。
県産材を家づくりに使用していただくと、地球温暖化防止や、緑豊かな森林づくりに貢献できます。
今号では、県産材が持続可能な社会につながることについて、ご紹介いたします。

植える、育てる、収穫する、上手に使う。

Wood Firstと今話題のSDGs。

1.濵タクが「埼玉県産木材」の魅力を伝えます!

県産材の魅力は、ずばり「地産地消」にあると考えています。お施主様と、埼玉県で林業・木材産業を営む方との距離が縮まります。更に、林業の活性化・森林の健康保持にも繋がります。

桝徳に入社して3年目になり、伊奈倉庫に在庫、入出荷する木材を始め、木で作られた棚や床、壁材などを目にするようになりました。これらは建築現場に納品され、回転し続けています。このことから、私たちの暮らしに木は欠かせないものだと強く感じるようになりました。

まだまだ知識不足な私ですが、商品や業界の情報が多く入ってくることは、販売店である桝徳の強みです。それを生かしながら、「県産材を使って頂く」という選択肢を与えられるようになりたいです。

2.埼玉県産木材の使用が、SDGs(エスディージーズ)に繋がります。

SDGs(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)とは、世界が抱える問題を解決し、持続可能な社会をつくるために世界各国が合意した17の目標と169のターゲットです。2015年9月、SDGsの前身であるMDGs(ミレニアム開発目標)を継承し、国連で採択されました。気候変動、貧困問題やエネルギーなど、2030年までに達成すべきビジョンや課題が網羅されています。

県産材を使用すると、輸送にかかるCO2排出を減らす、埼玉県の森林や林業を守ることができるなど、SDGsに貢献することができます。桝徳も今後SDGsに力を入れていきます。是非一緒に取り組んでいきましょう!

3.SDGsの軸である17の目標。

SDGs 17の目標

① 貧困をなくそう
② 飢餓をゼロに
③ すべての人に健康と福祉を
④ 質の高い教育をみんなに
⑤ ジェンダー平等を実現しよう
⑥ 安全な水とトイレを世界中に
⑦ エネルギーをみんなにそしてクリーンに
⑧ 働きがいも経済成長も
⑨ 産業と技術革新の基盤をつくろう
⑩ 人や国の不平等をなくそう
⑪ 住み続けられるまちづくりを
⑫ つくる責任つかう責任
⑬ 気候変動に具体的な対策を
⑭ 海の豊かさを守ろう
⑮ 陸の豊かさも守ろう
⑯ 平和と公正をすべての人に
⑰ パートナーシップで目標を達成しよう

4.みんなで使おう、埼玉の木

さいたま県産木材を使って新築(購入)・増改築する住宅・事務所・店舗に、1㎥あたり17,000円又は1㎡あたり3,000円が補助されます(最大34万円)。

桝徳は、さいたま県産木材認証事業体に登録しています。令和2年度は6月1日から受付開始予定です。是非お施主様へ県産木材をおすすめされてみてはいかがでしょうか。詳しくは桝徳までお問い合わせください。

そして今回は、桝徳と協業している東京新宿木材の吉田さんよりメッセージを頂戴いたしましたので、ご紹介いたします。

東京新宿木材 鶴ヶ島木材部 所長 吉田さんからメッセージ

生きている限り、木と人間は切り離すことができません。木を使い、生かすことが得意な工務店様、その木を流通させる桝徳さん・私ども材木市場も、環境に配慮した仕事をしていることになると思います。

木材業界に勤めて32年となりますが、時代は常に変化し、勉強し続けても足ることがないと感じております。工務店様には、桝徳さんを通じてお世話になっている立場ではありますが、今後も共に住宅業界を盛り上げていければ幸いです。

東京新宿木材市場株式会社:東京と埼玉に木材市場、センターとして3事業所を有し、全国各地の木材生産者等より集荷した各種製材品・建築資材を、材木店へ販売している。
  • 県産材も多くご用命頂いております。
    県産材も多くご用命頂いております。
  • 県産材の壁板です。
    県産材の壁板です。

5.ものつくり大学×桝徳コラボプロジェクト!
【L-innovation Project】

少子高齢化が進み、建設業や林業でも後継者の減少、また、空き家・空き倉庫の増加が問題視されています。

そこで、桝徳 伊奈配送センターを、主に県産材で木質化し、山間部と都市部の住民や工務店さんとの連携を促そうと始まったプロジェクトです。地域住民にとっても、桝徳が木材(Lumber)を学ぶ(Learn)場となり、暮らし(Lifestyle)の一部となる革新的(innovation)なリノベーションなのです。

ものつくり大学 建設学科 戸田研究室の学生さんによって、木をふんだんに使用した温かな雰囲気の倉庫・オフィスに生まれ変わる予定です。乞うご期待!

  • 倉庫の木質化イメージパース
    倉庫の木質化イメージパース
  • 学生さん作ロゴ。〼トク×トダ=〼トダ
    学生さん作ロゴ。〼トク×トダ=〼トダ
  • 倉庫の内観模型
    倉庫の内観模型
  • 外は人が集まる賑やかな広場
    外は人が集まる賑やかな広場
  • 戸田研究室の皆さんと打合せ
    戸田研究室の皆さんと打合せ

今号の担当スタッフ

濵 拓也

濵 拓也

営業チーム

ステイホームを楽しく過ごすために、ウクレレを弾きながら家でひとり歌うのが最近のマイブームです。
また、家で簡単にできる柔軟や器具を使わない筋トレで健康維持にも励んでいます。